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事故車は査定で減額される?減額される理由を解説

2020. 12. 27

一度でも修理歴のある車を事故車と言いますが、事故車を売却するときには査定額も未事故の車に比べて大きく減額されてしまします。一昔前までは、事故車の定義が曖昧であったため、修理歴のある車であってもそれほど大きく減額されることはありませんが、現在は事故車の定義が明確になり、一度でも修理歴を持ってしまうと「事故車」として市場に流通するため、査定額に大きく響くのです。

ではなぜ事故車は査定額が減額されてしまうのでしょうか。また、事故車は修理歴のない車とくらべてどれくらいの減額がされることになるのでしょうか。

そもそも事故車の定義って何?

事故車と聞くと「交通事故によって大きく破損した車」というイメージを持ってしまいますが、必ずしもそうではありません。事故車とは、「骨格部分を修理したことのある車」のことを言います。車の骨格部分…つまりフレームが損傷するほどの衝撃はなかなか与えられませんが、その原因が何であってもフレーム部分が損傷してしまうと、事故車という扱いになってしまうのです。

一方で、ドア部分やボンネットのようなフレーム部分以外を交換したとしても、それは「修理歴」には含まれないため、事故車とはみなされません。つまり、交通事故を起こした車だとしても、骨格部分まで損傷していなければ業界では事故車とみなされないということです。

事故車はなぜ査定額が下がるのか

一般的に業者に売却された車というのは、中古車として市場に出回ることになります。つまり、業者は誰かに乗ってもらうことができる車でなければ業者も買い取ることは難しいのです。

不動産会社における事故物件のように、一般的には好き好んで事故車に乗りたがる人はいません。また、こういった縁起的な問題だけでなく、フレーム部分はいわゆる車の土台部分ですので、その後の走行に悪影響が出る可能性は十分にあるといえます。

こういった理由から、事故車を修理歴の無い車と同じように販売することは難しく、価格を下げるなどして販売せざるを得なくなるのです。業者は「この車なら、これくらいで販売できる」と計算をして買い取るわけですから、査定額を下げなければ損失を出すことになってしまいます。

どれくらい減額されることになるのか

それでは、事故車は修理歴の無い車とくらべてどれくらい減額されることになるのでしょうか。これは車のグレードや希少性にもよりますが、軽自動車で20万円程度、普通車でも30万円~100万円程度減額されることがあります。

やはり一度でも修理歴のある車は大きく査定額に影響しますので、事故車の売却を考えているなら覚悟しておいたほうが良いでしょう。

少しでも事故車を高く売るためには?

では、事故車を少しでも高く売るためには、どのように対策をしておけば良いのでしょうか?以下では、いくつかのポイントをご紹介していきましょう。

修理歴があることは正直に伝える

これは、最も重要なポイントであるといっても過言ではありません。実は修理歴は隠すことはできません。ほとんどの業者は査定時に修理歴があることを見破りますし、もし査定時に騙し通せたとしても、契約が成立したあとに修理歴が発覚することもあります。

査定時に修理歴があることがバレてしまうと、査定員に「他にも隠していることがあるのではないか」と疑われてしまうことになり、さらなる減額をされることもあるでしょう。また、契約後に修理歴が発覚した場合は、詐欺罪として訴訟に発展する可能性もありますので、修理歴を隠しておいて良いことは一つもありません。

修理歴があることは正直に話して、査定員と信頼関係を構築することで、さらなる減額を防ぐことが非常に重要なのです。

できるだけ早く売却する

修理歴のある車はそれだけでもマイナスイメージがついてしまいます。ただ、それに勝るメリットがあれば「事故車であっても許容できる」と考える人はいるでしょう。例えば、「年式が新しい」とか「人気のカラー」とか「保証の対象期間である」といったメリットを持っていれば、減額はされてもそれなりの金額で売却することは可能になります。

「どうせ高く売ることはできないなら…」といって乗り続けていると、査定額はどんどん下がっていきますので、将来的に乗り換えを検討するのなら、早めに売却することを決断するほうが良いかもしれません。

まとめ

今回は、事故車が減額される理由や事故車の減額率についてご紹介してきました。やはり事故車は市場での価値が下がってしまうため、それなりの覚悟をしておいたほうが良いでしょう。